ニコニコ動画 、2ヶ月ぶりサービス再開

新バージョン名は「帰ってきたニコニコ」

6月8日よりサイバー攻撃の影響で利用できなかったニコニコ動画などの複数サービスが、本日5日より約2ヶ月ぶりにサービスが再開された。新バージョン「帰ってきたニコニコ」として、15時より順次再開となった。

帰ってきたニコニコ

これは6月8日に発覚したKADOKAWAグループのデータセンター内のサーバーへのサイバー攻撃の影響により、「ニコニコ」のサービス全般が利用できない状態が続いていたもの。さらにシステム障害を受けKADOKAWAは、ランサムウェア攻撃による情報漏洩(ろうえい)が確認されたとし、同社サイトに「お知らせとお詫び」書面を掲載するなど世間を騒がせた。

 

 

■8月5日に再開するサービス

・ニコニコ動画 (動画の投稿・視聴、コメント投稿が可能)
・ニコニコ生放送(公式番組の視聴、コメント投稿が可能)
・ニコニコ大百科(記事の閲覧・作成・編集、掲示板の閲覧・レス投稿が可能)
・ニコニコ静画
・ニコニ・コモンズ
・ニコニ立体
・ニコニコQ
・クリエイター奨励プログラム

■新バージョンで再開しないサービス

・ニコニコミュニティ
※ニコニコミュニティは、復旧に必要なデータおよびシステム消失により、サービス再開を断念せざるを得ない状況に至りました。

 


ニコニコ動画 、サービス停止

さらに内部情報流出の可能性 SNSなどでの共有控えるよう呼びかけ KADOKAWAサイバー攻撃

サイバー攻撃を受けたKADOKAWAから、さらに内部情報が流出した可能性があります。

大手出版社のKADOKAWAをめぐっては、6月8日に、サイバー攻撃による大規模なシステム障害が発生していました。 その後、ハッカー集団「BlackSuit」が犯行声明を出し、6月28日には、子会社であるドワンゴ全従業員の個人情報などの外部流出が明らかになっていました。 KADOKAWAは2日、このハッカー集団が、会社の内部情報を「さらに流出させたと主張していることを確認した」と発表しました。

主張内容の信ぴょう性については現在調査中だとしていますが、「データの拡散は個人情報を侵害し、深刻な影響を及ぼす可能性がある」として、SNSなどでの共有は控えるよう呼びかけています。

 


 

復旧まで1か月以上かかる見込み

 

 

大規模なサイバー攻撃

動画配信サイト「ニコニコ動画」は8日、大規模なサイバー攻撃を受けたとしてサービスを停止しています。運営会社のドワンゴや親会社のKADOKAWAでもウェブサイトに不具合が起きていて、原因は調査中だとしています。

 

動画配信などを行っている「ニコニコ動画」のウェブサイトでは「現在、大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に留めるべく、サービスを一時的に停止している」として、動画の視聴や配信などのサービスが利用できない状況になっています。

運営会社のドワンゴによりますと、現在詳しい状況は調査中だとして、新たな事実が確認され次第ニコニコ動画のウェブサイトやSNSで情報発信するとしています。

 

 

ニコニコ

日本最大級の動画サービス、ニコニコ(niconico)。動画にコメントを付けて楽しむニコニコ動画や、生放送番組にリアルタイムでコメントを付けられるニコニコ生放送の …

 

ニコニコサービスが利用できない状況について

いつもご愛顧いただきありがとうございます。ニコニコ運営チームです。

現在、ニコニコは大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に留めるべく、サービスを一時的に停止しています。
調査および対策を急いで進めておりますが、サイバー攻撃の影響を完全に排除できたと確信し、安全が確認されるまで、復旧に着手することができません。少なくともこの週末中は復旧の見込みがございません。
ご不便をおかけしており、心からお詫び申し上げます。
最新の状況については月曜日(2024年6月10日)に再度お知らせいたします。

■ 停止中のサービス
  • ニコニコ動画、ニコニコ生放送、ニコニコチャンネル等のニコニコファミリーサービス
  • 外部サービスでのニコニコアカウントログイン
■現在の状況
  • 復旧作業と並行して、攻撃の経路および情報漏洩の可能性を調査中です。
  • クレジットカード情報の漏洩は確認されておりません(ニコニコは自社サーバーにクレジットカード情報を保存しておりません)。

今後の情報は、ニコニコインフォ公式X(旧Twitter)にて随時お知らせいたします。
今週末に予定されていた動画投稿や生放送番組を楽しみにしていたユーザーの皆様に深くお詫び申し上げます。
対応が完了するまで、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。